仕組み債という超ハイリスク商品

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仕組み債とは

もともとの債権はごく普通の債権であるが、それにデリバティブの条件を加えて、キャッシュフローを変化させた商品である。その商品の構成は様々なものがあり、高度に複雑である。

例えば、EB債といわれるものがある。これは、高格付けの金融機関が発行した債券に5%に金利が付くが、1年後の満期時点で、発行当時のある株式を満期時の価格で元本が償還される。投資家は、株価の値下がり価格を負担する。ただ、この商品の商品構造は極めて複雑で、商品設計した時点で、顧客は数%の損をしているようになっているのが、投資家は、どう損したかメカニズムが理解できていないのが普通で、それが、この商品を超ハイリスクなものとしている。

今販売されている仕組み債には、リンク債、コーラブル債、二重通貨建債などがある。

この仕組み債という商品が登場した80年代は、銀行や証券会社自体という高度は機関投資家であったが、その後一般の事業法人が顧客となり、その後、学校や病院、更には、一般個人も顧客となるようになり、大きな損害を負うものが続出するようになった。
仕組み債も、問題は、その超ハイリスクで高度に複雑であるにもかかわらず、必要な説明がないまま販売がなされ、投資家が大きな損害を被ることである。

最近は、説明義務違反で販売自体が無効とし、投資家の損害を賠償することを命じる裁判所の判決が登場し出していることは歓迎すべきことである。

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